木の家設計グランプリ2020 |
課題テーマ |
「自然を身方にする家」 |
課題主旨 |
電車内の風景からは新聞雑誌を読んでいる紙媒体の人は消え、満員電車であっても小さなデジタルデバイスと向き合い、各自が自分の世界に浸っています。 |
リアルな世界にいても我々は目と耳で音楽、映像、ゲームとバーチャルな世界にはまっています。特に都市部の人間はある意味異様な世界に生きはじめています。 |
人は常に自分は仕事は家族は、、と現実のことを心配しながら、一方で、格段に便利な未来を指向します。 |
私達にとってリアルな生活の基盤となり、唯一自分が充電できるのは住まいかもしれません。 |
ライフスタイルも変わり、これからの住宅は一体どうなっていけば良いのでしょう。 |
皆さんはこのところの気候変動や感染パンディミック、予想される大地震など何が起きるか分からない激しい環境の変化の中、住宅はどうあってほしいと考えますか。 |
人類の祖先は古来、様々な自然の状況から身を守る洞穴的なシェルターから、家を造りはじめました。 |
一方でその自然の恵みから、空間、構造、設備、素材など性能を現在まで向上させて来ました。 |
今はAIスピーカー、ロボットを始め自動化された空調や照明など新たな要素が加わり、さらに技術は進んで行きます。 |
これから先、住宅はどのような方向に向えばよいでしょうか。 |
それが今回の課題です。実はタイトルの「自然を身方にする家」はすでにその回答のひとつとも言えます。 |
捉え方は先に進むデジタル化、AI化にこそ必要なのは人間の動き、スピード、素材、太陽や風や空気、眺め、生き物(ペット含む)そして四季などのアナログ的なものかもしれません。 |
この多様な世界であなたは何を大事にして住宅の身方にしますか。 |
何よりも我々の身体、生命そのものが自然の進化であることを考え、生活を守るためのシェルターから、あらゆる欲望を満たしてくれる家、我々を再生してくれる家、宇宙の中の一軒家、総じて自然を身方にする家。 |
想像を拡げて挑戦して下さい。 |
賞金 |
金賞〈1点〉:賞金30万円 |
銀賞〈1点〉:賞金10万円 |
銅賞〈1点〉:賞金5万円 |
アンダー20賞(20才以下の方に送られます)〈1点〉:賞金10万円 |
審査員長特別賞〈1点〉:3万円 |
優秀賞〈7点〉:賞金1万円 |
審査員 |
・審査員長 |
松岡 拓公雄(建築家) |
・審査員 |
竹原 義二(建築家) |
横内 敏人(建築家) |
伊礼 智 (建築家) |
堀部 安嗣(建築家) |
荻野 寿也(造園家) |
堀 啓二 (建築家) |
スケジュール |
エントリー期間 2020年4月1日(水) 〜 2020年8月31日(月) |
作品提出 |
・PDFデータ:2020年9月1日(火)〜2020年9月3日(木)必着 |
・設計図書郵送:2020年9月12日(土)〜2020年9月16日(水)必着 |
主催 |
株式会社 木の家専門店 谷口工務店 |
お問合せ |
〒520-2531 滋賀県蒲生郡竜王町山之上3433 |
TEL:0748-43-1128 |
詳細は、主催者のホームページをご確認下さい。 |
※応募の際は、必ず主催者が発行する応募要項をご確認下さい。